Mac mini Early 2009 メモリ増設レポート 3/3

Mac mini Early 2009 メモリ増設レポート 2/3からの続き


▲Mac miniのハードディスクを外したら、いよいよメモリーの取り付け。
メモリなどの精密部品は静電気を嫌うらしいので注意しながら作業開始。
▲まずは古いメモリを取り外す。写真中央のメモリスロットのツメを外側に広げる。



▲ツメが外れるとメモリカードが反り上がるのでゆっくりと引き抜く。
これまで入っていた1GBメモリよ、さようなら〜。







▲下の2枚目のメモリも同様に取り外す。



▲さあ、新しい4GBメモリを取り付けるぞ!という事で、まずは下のスロットから。
新調したメモリーを傷つけないよう慎重に斜め上から入れこむ。ただし差し込みが浅いと起動した際に認識せずに「ピー、ピー」とエラー音がなるので、ここは慎重かつ大胆に奥までグサッて感じで差し込むのがポイント。


▲差し込んだら両サイドのツメがパチッと言うまで下に押し込む。




▲2枚目のメモリも同様の手順で上の段に差し込んで完了!
やったー!これで8GBメモリが実装された事になる。1,712円×2枚のメモリをちゃんと認識してくれるのを祈るのみ。


▲新しい8GBのメモリを装着した我がMac mini Early 2009。
滅多に開ける事のない場所だからエアダスターなんかでキレイにしたあげましょう。無けりゃ口でフーフーやっても良いです。


▲いよいよ折り返し地点。ハードディスクを上から装着します。
被せる前にアンテナ類が噛んでしまわないように取り回しに注意しましょう。


▲ゆっくりとハードディスクを被せる。


▲取り外したアンテナのケーブルとコネクターの取り回しはこんな感じ。


▲外していたコネクターは・・・


▲・・・こんな感じでパチッと押し込んでハメル。


▲次に外したアンテナを付けるけど、取り付ける前に下に隠れているネジを締める。


▲次にアンテナを装着する。バネの左右にあるプラスチックのツメを指で内側に寄せつつアンテナを上から被せる。外した時の逆をやれば良いわけです。


▲その他のプラスネジを締めます。あともうチョットで終わりだ〜。


▲ネジを締め終わったら、あとはアルミの蓋を被せるだけ!
ただしここでもアンテナのケーブルの取り回しに注意。写真のようにプラスチックのツメの外に飛び出したまま蓋を締めるラインブレークしちゃうので気をつけてくださいね。


▲ラインを内側にちゃんと入れましょう。
この状態でMacがメモリを認識するか電源とモニターに繋いで起動してみましょう。
ケースを被せてから認識してなかったりすると、かなりショックです。


▲で、繋いだ結果、むふふふ、8GB認識してくれてる!嬉しい!


▲さあ、ケースを被せて終了です。


▲パキパキと嫌な音を立てながら・・・。


▲パチッ・・・おっしゃ、完了!

●実際に使ってみて
当たり前ですが、2GBから8GBのメモリに増設されたMac miniはタフさが全然違います。Chromeのタブを開きまくりながら、iTunes、iPhoto、Photoshop、illustrator、Keynote、Powerpointを開いて仕事をしていても有り余るメモリ容量。もっと早くやっときゃ良かったというのが実感です。
●最後に
繰り返しになりますが、自分でメモリ増設するとAppleの保証の対象外になったりするそうです。私が使ったメモリが他のMacに適合する保証もありませんから、これを参考にメモリ増設をされる場合はあくまでも自己責任でお願いします。

ではでは〜。

Mac mini Early 2009 メモリ増設レポート 2/3

Mac mini Early 2009 メモリ増設レポート 1/3からの続き


▲ようやく本体から外せたカバー。ここから先の作業では精密ドライバーが必要。

▲メモリは本体のハードディスクの下。面倒くさいけどハードディスクを外す作業をします。まずは写真左下のオレンジ色のアンテナを外します。

▲他のサイトとかで紹介されている分解作業ではオレンジ色の他のアンテナも全て外すように書いてあるんだけど、起動ボタンの上のものだけ外せば作業はできます。

▲このアンテナはプラスチックのツメで台座が固定されているので、ツメを指で内側に押さえて上のアンテナを外します。

▲外したらこんな感じっす。


▲アンテナを外したら、次にコネクタを外します。


▲コネクタは指でパチッと簡単に外せます。まったく問題なーし。

▲本体は四隅でプラスネジで留められているので精密ドライバーで外していきます。

▲まずはアンテナを外した場所の下にあるネジを外しまーす。


▲他にも写真右下のネジ・・・。

▲写真右上のネジ・・・。

▲見えづらいけど、写真左上のネジを外します。

▲写真左上のネジを外している様子はこんな感じ。


▲全てのネジが外れたら、写真のようにハードディスクを右側に開くとメモリが見えたー。
右のアンテナのラインが繋がったままなので無理に引っ張ったりしないように注意してください。

次はいよいよ3/3
メモリーの差し替え作業をして、念願の8GBメモリ搭載のMac mini Early 2009 を仕上げます。

Mac mini Early 2009 メモリ増設レポート 1/3

今日は我が家のMac mini(Early 2009)のお話し。

さてさて、自宅のMac mini Early 2009はと言うと、OSをアップデートしてからiTunesとiPhotoを同時に立ち上げただけで固まってしまうようなヘタレな状況。
これは2GBという頼んないメモリ容量が原因なのは明白。このままじゃ使いモノにならないし、最近ビックリするくらいメモリも安くなったし...という事で、現在1GB×2スロット=2GBのメモリ容量を4GB×2スロット=8GBへメモリ増設する事にしました。今回はその作業レポートです。



▲問題のMac mini Early 2009。現行のMac miniはカバーを簡単に開けられるんだけど、この年式のモデルは道具を揃えないと外のカバーすら上手く外れてくれないのだ。寸部の隙間もなく美しく作ったApple社を褒めるべきなのか...。とにかく面倒くさい仕様である事は間違いない。

▲今回の作業で必要なもの。
*シール剥がし等に使うスクレーパー
*精密ドライバー(プラス(+)ドライバー)
*メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB 2枚。




▲スクレーパーとドライバーは持っていたので、買ったのは4GBのメモリを2枚だけ。
▲参考までに、Amazonで調べたらスクレーパーとドライバーもありました。
Amazon:TAJIMAスクレーパー
Amazon:精密ドライバー


▲Mac mini Early 2009を裏返すとこんな感じ。使いまくってちょっと汚れてる。


▲で、この隙間にスクレーパーを差し込んでカバーを外すのですが・・・。


▲僅かな隙間しかないので、お好み焼きのヘラだとかだとちょっと入らないと思う。


▲少しづつ内側のプラスチックをせり上げてゆく。この時パキパキと嫌な音がする。キャー怖い。


▲片側が上がって来たら・・・。


▲反対側も上げてゆきます。嫌な音はするけど意外に簡単に外れてゆきます。


▲ここまでせり上がれば後は手で持ち上げてゆけばカバーは外れます。


▲外のケースが外れた状態。ひとまずは第一関門突破です。


次はハードディスクを外して、奥に潜んでいるメモリを差し替える作業をレポートします。
2/3に続く

●ご注意●
自分でMacのメモリを交換したりすると保証の対象外になったりもするらしいのでご注意を。因みに私はその道のプロじゃないので、このブログを参考に作業をされて変な事になっても責任は負えませんのでご了承ください。